かんせつりうまち 関節リウマチ [犬]

概要

異常な免疫反応により、自身の関節を誤って攻撃してしまうことで炎症が起こる自己免疫疾患です。

基礎知識

中年齢の小型犬に多いといわれています。

原因

詳細な原因は不明ですが、何らかの要因で異常な免疫反応が起こり、自身の関節を攻撃してしまうことで起こります。

症状

起き抜けや休息後に歩行異常が多く認められます。

重篤化すると関節構造が破壊されて亜脱臼が生じ、手首や足首の先がべったりと地面に着地する「ベタ足」という症状も認められます。

ほかにも、食欲低下や発熱などの症状がみられることがあります。

検査・診断

以下のような検査を行い総合的に診断します。
・身体検査による関節の腫れ、ベタ足、発熱などの確認
・レントゲン検査
・血液検査による炎症マーカーやリウマチ因子の検出

治療

関節リウマチの治療は以下のとおりです。

内科療法
抗炎症薬、鎮痛薬の投与

関節リウマチはゆっくりと進行しますが、早期の段階で発見することが難しく、発見時には関節の病変は不可逆的な状態になってることが多いです。
そのため治療は、進行の予防、炎症の抑制、疼痛の緩和などが目標になります。

病院探しのポイント

・かかりつけの病院がある場合は、まずかかりつけ医に相談しましょう。

・長期の通院が必要となる場合があるため、アクセスの良い病院だと通う際の負担が少なく済むでしょう。

予防

現時点では予防法はありません。

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部位

監修

獣医師 西川身和

獣医学科卒業後、一般動物病院勤務、大学病院研修医勤務、動物福祉を学ぶ海外渡航などを経て、現在は動物の健康しつけ相談を行いながら、動物の健康や福祉に関する情報を発信しています。

愛猫4匹とまったり暮らしつつ、人間と動物のより良い関係づくりに日々奮闘しています。