みみだに 耳ダニ [猫]

概要

外耳道(がいじどう)や皮膚表面にミミヒゼンダニが寄生することによって、耳のかゆみや脱毛を引き起こします。子猫に多い病気です。

基礎知識

外耳道(がいじどう)とは、耳の穴の鼓膜より外側の部分のことです。
ミミヒゼンダニは人に皮膚炎を起こすこともあります。

原因

感染した猫と接触することで、ミミヒゼンダニが寄生します。

症状

主な症状は耳のかゆみで、頭や耳をさかんにふったり、後ろ足で耳を掻くことによって耳の周囲に傷ができたり、脱毛することがあります。茶褐色や黒色の耳垢がでますが、量は少ないことが多いです。
耳介(じかい)の中に血液が溜まる耳血腫(じけっしゅ)という状態になることもあります。

検査・診断

診断は主に耳鏡(じきょう)を使って耳道の中を観察し、ミミヒゼンダニの寄生を確認するか、耳垢を採取して顕微鏡でミミヒゼンダニの姿を確認することで行います。

治療

耳ダニ症の治療は以下のとおりです。

内科治療
〇駆虫薬
ダニの卵には効果がないため、日にちをあけて複数回の投与が必要になります。

処置
〇耳道の洗浄
耳垢に寄生しているミミヒゼンダニやダニの卵を除去します。

外科治療
耳血腫の治療として耳に穴をあけて縫合する手術をすることがあります。

経過は良好であることが多いです。

病院探しのポイント

・かかりつけの病院がある場合は、まずかかりつけ医に相談しましょう。

・複数回の通院が必要となる場合があるため、アクセスの良い病院だと通う際の負担が少なく済むでしょう。

・ネコちゃんのストレスを軽減するために、アクセスの良い場所にキャットフレンドリーな病院があるか探してみるのもよいでしょう。

予防

感染した猫との接触を避けることで予防します。同居の動物が発症した場合には、隔離とすみやかな治療が必要です。

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監修

アイペット損保 獣医師チーム
アイペット損害保険株式会社

獣医学科卒業後、動物病院にて小動物臨床に従事。現在はアイペット損保に勤務。
全員が獣医師であり飼い主/ペット栄養管理士の資格取得

アイペット損保を通じて、飼い主さまがにワンちゃんネコちゃんと幸せに暮らすための情報をお伝えしていきたいと思っています。


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